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お口に関する情報をお届けする 【お口のコラム】

虫歯のリスクを高める口呼吸

口をぽか〜んと空いてませんか?

最近若い人で口をぽか〜んと口呼吸をしている若者が増えています。 呼吸は本来、花でするものです。花の粘膜はフィルターの働きがあり、細菌を取り除いたり、空気を加湿したりしてくれます。しかし、口で呼吸すると、唾液が減って口の渇きが渇き、虫歯になるリスクが高まる上、口臭もでやすくなってしまいます。思い当たる人はぜひ直しておきたいものです。 口呼吸の原因は様々ですよく見られるのは次の4つ。

@鼻の奥、のどの突き当たりにある扁桃腺のひとつ、アデノイドが大きいなど、耳鼻家系の病気を持っている。この場合、いびきをかきやすいのも特徴

A口を閉じる筋肉=口輪筋などが弱い。

B舌が大きめで、しかも力が弱い。

C上の前歯が出っ張っているなどで、口が閉じられない。

@が疑わしい人は、耳鼻科で検査をして適切な治療を受けましょう。Cは極端な場合、歯列矯正が必要になります。今は大人の矯正が盛んに行われる時代。思い切って、矯正専門医に相談してみましょう。ABは、口輪筋や舌を鍛えるトレーニングを行うことで、多くの場合改善出来きます。舌を歯に押しつけるクセがあって、舌の縁に歯型がつきやすい人、あるいは、上下の前歯の間に舌を出すクセがある人にも、このトレーニングは有効です。

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